涼宮ハルヒの憂鬱 第24話 「涼宮ハルヒの溜息V」

シャミセンが突然喋り出したことを受けて、小泉たちが喫茶店で会議を開く。ハルヒの映画のせいで世界が歪んでしまう、という内容の話をしている小泉とキョンの手前に、突然長門の飲み干したコップが置かれて、小泉とキョンをガラス越しに見るようになる。実際に小泉とキョンの顔が「歪んで」見えて、このコップはハルヒのおかげで歪んでしまう世界、というのを記号的に表現するためのギミックであるといえます。
なんかでも、やり方が露骨ですね。エンドレスエイト第16話とか、最近は京アニもこれくらい露骨な記号表現が増えてきている気がします。
エンドレスエイトに続いて、溜息もなかなか面白かったです。けっこう期待以上の出来だったので、ブログの横の「おすすめ」にハルヒも入れておくべきだったな。確かあと4話残っていると思いますが、第一期のエピソードで残っているものも確かあと4つあったと思うので、これで新作エピソードは打ち止めですね。8話続くエンドレスエイトに加えて、溜息では伊藤Pに脚本書かせた回があったり、いろいろと悪ふざけ(褒め言葉です)に満ちた第二期はあっという間に終わってしまいました。これで終わりなのは、やっぱりちょっと物足りないなあ。