宇宙をかける少女 Blu-ray Disc 第3巻


宇宙をかける少女 Volume 3 [Blu-ray]

宇宙をかける少女 Volume 3 [Blu-ray]

6,7,8話を収録したBlu-ray第3巻。脚本が交代した5話でだいぶ不安になったのを、6,7,8話で払拭してくれたような記憶があります。この3つはそらかけの中でも特に好きな3話で、それぞれ稲吉(朝)さん、椛島さん、稲吉(智)さんが作監をされていて、作画的にも質の高い3話だったと思います。Blu-ray第3巻では事前告知の通り、8話で温泉に浸かっておられる皆様のバスタオルが取れるという作画修正が入りました。それ以外に修正・追加カットなどはない…と思います。


ピクチャードラマは今回はほのかさんの話。とりあえず、乳首は毎回見せるんですね。わくわく動物図鑑、第3巻28ページ、黒豹…今月のキャラ☆メルの連載小説にも出てきましたよね。8話でほんのちょっと出てきただけの「わくわく動物図鑑」に、神楽との思い出の象徴という役割が与えられました。あと、ほのかさんに「女の子らしく生きなさい」と言った神楽の言葉は、今回のブックレットに収録されている小説にも出てきていましたね。やはり、ほのかさんと神楽にまつわるエピソードは外伝でもっと語られるべきだと思います。今回のピクチャードラマは良かったです。

あと、口紅が出てきたので、どうにも本編を見ながら口紅に意識が行ってしまいますね。風音さんやエルさんは口紅を塗っていて、秋葉さん・いつきさん・ほのかさんは塗っていない…ちゃんと描き分けられていたんだなあ。今さら気付きました。


あとは、6〜8話を見返して、改めてコメントしたいことなどを簡単に書いておきます。


・一番触れておきたいのは、8話で出てくる「聖地えにぐま」に関する会話。今ならこの会話の内容を点検できますね。風音さんやエルさんは「えにぐま」を伝聞でしか知らなくて、かつての反乱軍の拠点、ゆえに「聖地」と呼ばれている、ということを知識でしか知らず、「えにぐま」に何の思い入れもない。「いいわね象徴的で」という高嶺さんのセリフは、裏を返せば「えにぐま」はそれほど抽象的な存在だということです。それに対してほのかさんにとっての「えにぐま」は、かつて神楽と一緒に過ごした場所、神楽との思い出が詰まっている場所で、確かな実体を持っているのです。ほのかさんは風音さんたちに「えにぐま」を穢されたくないのでしょうね。
・6話の桜さんは、秋葉さんが部屋にやってくる前に、ひたすらいつきさんにちょっかいを出していたんですね。ほのかさんといつきさんが居て、どうしていつきさんだけに興味を持ったんでしょうか。
・7話の冒頭でボアシップが壁に穴をあけるカットがあります。この頃はボアシップとかグラブフィッシュとかを全くわかってなかったので、的外れなことを書いた気がするので、ここで訂正します。桜さんは一足先にボアシップに戻って、いつきさんのQTアームズを連れて運転してきたわけですね。
・レオパルドのドローンは、こんな序盤から出てきていたのか。ウルがドローンを再発見したときには全然気付かなかった。
・7話は高嶺さんが一番活躍する回で、むしろこの頃は高嶺さんの出番がこんなに少ないとはとても思いませんでした。高嶺さんはラーヴァナを呼んで、先にラーヴァナに備え付けの二振りの刀を受け取りますが、長いほうが日輪(ひのわ)で、短いほうが弧月(こげつ)。高嶺さんが口ずさむ短歌は、アレイダに全滅させられた影組への鎮魂歌ですね。「復讐」ってのは影組の仇ってことですね。
・桜さnは「ぴかぴかぷりゅ〜」からずっと「あめ、あめ、あめ…」って言いながら考えていたようです。「あめーじーんぐ!!」のときの電波は多分ゆぴたんが飛ばしたんでしょうね。
・7話で風音さんたちが「アブソリュート・ブレイクスルー・コントロール」で動かしたミラーが、24話でレオパルドが粉砕したミラーですね。
・風音さんは冬着のナミさんと全く同じブーツを履いていて、脚だけ映されるとナミさんが登場したのかと一瞬思ってしまった。


以下はそらかけに関する雑記

・今月出たイモちゃんのフィギュアと、来月出る秋葉さんのフィギュアに続いて、11月にウェーブから4つもフィギュアが出るらしい。が…これはちょっと、酷い出来…7月に出るグッスマ版秋葉フィギュアはなかなか良くできていて当然予約をしましたが、どうせ出すならグッスマから高嶺さんのフィギュアを出してくれればいいのに。

・最終話放送直後から、クイズラリーなるものをやるらしいが、なんか説明書きを読んでると嫌な予感がしてくる…ピクチャドラマでいつきさんにコスプレさせただけでなくて、宇宙かけに初音ミクを出す?なして?しかも「ボーカロイドたち」って書いてある。ネタで済ませられる程度に、本編にあまり影響の無いように、お願いいたしますよ。