5/25〜31 アニメ総感


バスカッシュ!をすでに書いてしまったけど、今日は「夏のあらし!」の第8話です。


夏のあらし! 第8話 「勝手にしやがれ

階段を転げ落ちていったはじめと潤の人格が入れ替わる話。テンプレを通り越して古典とも言えるようなネタだけど、最後にまたしても階段を転げ落ちていった2人が、それによって2人の人格が戻るのではなくて、マスターを巻き込んで3人で転がっていき、さらに階下にいた探偵も巻き込んで4人の人格が総入れ替えになるという(笑)、このオチはちょっと想像の斜め上だった。あと、賞味期限切れの牛乳を2か月前にもっていけば飲めると信じて疑わないマスターには笑った。
この作品はガッチリと「正統」な作りにしているなあ。もちろん随所にシャフト的センスは見られるけども、エフメロみたいな過剰な演出もなく、安心して見ていられる。それに高山カツヒコさんも夏のあらしではずいぶんおとなしい本を書いていますね。夏のあらしはまりほりよりは好きだ。


以下はおまけというか雑記というか。


喰霊-零- DVD 第6巻

喰霊-零- 6(限定版) [DVD]

喰霊-零- 6(限定版) [DVD]

喰霊-零-もいよいよ最終巻の発売となりました。もう放送が終わってから半年も経つんですね。前のクールで心惹かれるものがそらかけくらいしかなかったもので、喰霊の放送が終わったのもついこの前のように感じてしまう。継続的にDVDを見ていたからかもしれないですが。

・11話で黄泉が対策室のメンバーと対面するシーンで、黄泉が微妙に棒読みなところが良い。意図的なのかどうかわからないけど、黄泉の禍々しさが表現されていますね。同じく桐ちゃんと室長に「呼んだ?」って近づいて行く時の黄泉も良い。
・コメンタリーはやっぱり面白いですね。一人で見ているだけじゃ12話冒頭の特戦1課の隊長が生きているということの意味には到達できなかった。
・12話は黄泉と神楽が最後の戦いをするシーンで、追加カットが入っています。これはあおき監督もコメンタリーで触れていますね。ここ以外の追加カットは分かりませんでしたが…あったんでしょうか。

久しぶりに見ると喰霊の11,12話って泣けるなあ。とうとうロケハン映像を見ることなくて6巻まで来てしまいました(笑)。今度いつかまとまった時間があるときに見てみよう…と。あと原作のコミックスもそのうち読まなきゃ。


・今月のメガマガに載ったそらかけのピンナップは今までで一番良かったんじゃないでしょうか。椛島さんはほのかさんを一度生まれ変わらせた。ほのかさんをツインテールにしてゴスロリを着せるという、ほのかの特徴とかを全部取り去ってしまったので別人のように見えます。とにかく感動したんだけど、あんまりうまく書けない。端的にいえば「似合う」。


・「うみものがたり」の音楽を担当するのが村松健だと最近知りました。村松さんは「紅」以外にもアニメの音楽を作りうるんですね。アニメのARIAはあんまり好きじゃなくて今まで興味薄かったけど、これはちょっと気になる。