シャングリ・ラ 第6話 「虚構戦線」


経済炭素ってなんだよおおお誰か教えてええ!!
メデューサと同じ機能を持つ「オロチ」によって、炭素市場は大変なことになって機能停止の一歩手前まで行き、香凛は「オロチ」を倒すために日本政府と組んで、「クウェートを餌にして怪物をおびき出す」という作戦をとります(具体的に何をやったのかはよく分からなかった。そもそもヘッドリースとかリースバックって何?)。國子たちはそれを「ばあちゃん」の部屋で炭素指数の変動をじっと見つめ、クウェート政府の破産が決まると、オロチが「噛みついて」きて(クウェートの油田全部をヘッドリースした…らしい)、そのあと油田全部をリースバック…して、オロチは身を引きます。國子はどうやらメデューサやオロチと似たようなことが直感でできるみたいで、オロチが潜んでいる場所をモルディブと特定します。そこまでは香凛達にもできましたが、さらに詳しい位置を特定できたのは國子で、「ばあちゃん」を通じて涼子に、オロチがモルディブのエサス島に潜んでいる、という情報が伝わります。それがアメリカ政府に伝わって、アメリカはエサス島に3発も爆弾を投下し、怪物退治は終了。アメリカは南太平洋諸島連邦の強い反発を受けて、アメリカの炭素指数はうなぎのぼりになり、両国家間の緊張も高まります。


怪物退治が始まってからの盛り上げ方はうまい。しかし、作戦が上手くいっているのかどうなのか、初見だとそれすら分からなかった(笑)。結果的に作戦は成功したものの、クラリスは大損をして、香凛は浮かない顔。タルシャンから連絡が入って、今回オロチをモルディブに置いたのはタルシャンの仕業で、メデューサに自分と同じシステムが破壊される様を見せるために仕組んだ、と言われます。


一方で国人は美邦と面会することになります。その際に懐刀を取り上げられて、小夜子に調べられ、美邦のものと全く同じものであることが判明します。国人の処遇について上から口添えがあったり、小夜子が国人のアトラスランクを調べられなかったりと、国人が理由も分からず特別扱いされています。どうやら涼子が一枚噛んでいるようですが、その理由は何なんでしょうね。
涼子は美邦を「月」とよび、國子を「太陽」と呼びます。今回ものすごい絶叫をしていた水蛭子も美邦を「月」と呼んでいて、また国人のことを「大地」と呼んでいましたね。


今週は香凛が中心の話で楽しかったです。このアニメ、面白いのは確か。近いうちに原作を読んで、それでもなお面白いと思い続けられたら、DVDを買おうかな。
来週は國子が涼子によって捕えられる話。そして、8話で死刑を宣告されるというものすごい展開になるそうです。ニュータイプを眺めていて気付いたけど、7話絵コンテが
あおきえい
だそうです。来週が楽しみだ。