宇宙をかける少女 Blue-Ray Disc 第1巻


.ANIMEで注文していたので、一日遅れて今日届きました。そらかけのBDを見るためにPCを新調して、初めてBlue-Ray Discを手にとりました。BDのおかげか分かりませんが、地デジで録画したやつよりは明らかに画質が良かったと思います。第二話はたぶんTV放送版そのままだったと思いますが、第一話は事前に宣伝されていた通り随所に追加カットが見られておもしろかったです。
新作カットの内容はだいたい次の通り。
・冒頭で秋葉さんの結婚話が出ているところで「いいチャンスじゃない」のナミさんのセリフの後に、いくつか追加でセリフが入ります。ナミさんがコーヒーに砂糖を山盛りにするのは本来ここで初出で、8話で「また」やってしまった、ということだったんですね。
・ナミさんと秋葉さんがカーチェイスをするシーンで、ナミさんがSPの人が操縦するハンドルを横から奪って秋葉さんの車にぶつけようとするカットが入ります。
・いつきさんが宇宙ゴミの調査を終えたあと、ニーナとその件で通話をするカットが入ります。宇宙ゴミの回収業者たちを管理すべき、と提言するいつきさんに、ニーナは放っておけばいいと言って、「公務員なんてねえ、そこそこはたらいときゃいいの」と言います。2人の性質を非常によく表している会話で、特に1話にはもってこいのカットだと思うのですが、OAに入らなかったのはもたいないですね。このカットがあるから、このあといつきさんが別の宇宙ゴミ現象でまじめに働こうとして、ニーナが半分呆れながらも許可を出すシーンが活きてくると思います。
・秋葉さんがレオパルドコロニーに巻き込まれるところで、カークウッドにもその余波で揺れが来て、フリオさんたちが慌てふためくカットや、風音さんの何か知っているような表情が追加されています。
・秋葉さんが路面電車で「レオパルド前」まで行くところはかなり追加カットがありますね。秋葉さんがど自分とイモちゃんをおさめた写真を撮っていたり、床に置いてある赤い箱(ほのかさんが中に入っています)が気になったり、レオパルド前に着いてから傾いた状態で静止して、「揺り戻しがない」とか言っています。
・レオパルドの「お茶でもスキャンしよう」の前後で追加カットがありますね。レオパルドは一人でいるのが寂しかったみたいで、秋葉さんはレオパルドの紅茶に「うげぇ」っていう顔をしていますね(笑)
・いつきさんはレオパルドの落とし穴にはまった後、レオパルドのボアシップを発見しています。
・風音さんは評議会を招集する可能性があるので、高嶺さんと桜さんの居場所を把握しておきなさい、と部下たちに告げています。「評議会」の名前も本来ならここで出てくるべきだったんですね。
・最後に、本編がEDまで食い込んでいたのが修正されて、ほのかさんが黄金銃でドキュンとした後からEDが流れるようになっています。あと気のせいかもしれませんが、(第2話も含めて)スタッフロールの文字が少し大きくなっていて見やすくなっているような気がします。
だいぶ詳しく書いてしまいましたけどいいんでしょうかね。これで全部ではないでしょうが、セリフを伴う追加カットはこれで全部だと思います。やはり本来ならどれも必要なカットな気がしました。


ついでに一話、二話をあらためて見てみて思ったことをまとめます。
・秋葉さんが冒頭で着ているのは、いつも夢の中のシーンで着ている服ですが、これは秋葉さんの私服ですね。普段制服を着ていてなかなか出てきませんが、新OPではこれを着た姿が出ていますね。
・フリオさんの読んでいる本が気になりますね。1話と2話で同じ本を読んでいると思われますが、1話では帯の部分の「ラブ・ストーリー!!」と赤文字ででかでかとあるのが目立って、第2話では、■■王と、タイトルが伏字になっていますね。
・秋葉さんがレオパルドコロニーに墜落した直後で、神楽の墓に向かって足跡が伸びていますね。「だいぶ古い足跡ですね」とイモちゃんが言っていますから、ほのかさんが神楽を埋葬した時の足跡でしょうか。
・2話でほのかさんが転校してくるところでは、頭に載せているのはその前に生徒会室で切り取った天井ですね。
・この頃のナミさんは、可愛かったなあ。


あとほかに、付属のブックレットに載っている小説は、「キャラ☆メル」の連載を書いている涼風涼さんによるもので、面白かったです。そらかけのノベライズ・コミカライズは全部で3本ありますけど、この人の連載は特に面白いですね。ピクチャードラマは、まあ随所で秋葉さんの乳首解禁で話題になっていますね。


喰霊-零-の第5巻も昨日買って見ました。おまけCDのトークコーナーで伊藤Pが面白すぎて吹きそうです。